慰安婦ドキュメンタリー『二十二』、公開2日で興行成績1000万元突破

慰安婦ドキュメンタリー『二十二』、公開2日で興行成績1000万元突破。

タグ:慰安婦 ドキュメンタリー 1000万元

発信時間:2017-08-16 13:43:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 

14日に公開されたドキュメンタリー映画『二十二』の興行成績が1000万元を突破し、1547万元に達した。制作会社は興行成績に期待しておらず、「目標は約600万元」としていた。郭柯監督も、「コストを引いても利益があれば、上海師範大学の中国慰安婦問題研究センターに全額寄付し、これらのお年寄りの今後の生活や問題の研究活動に充ててもらう」と話していた。

多くの人が慰安婦という題材から屈辱というイメージを抱くが、『二十二』を見た人は、同作品は傷口を広げるようなものではなく、生命の癒しを伝えていることに気づくだろう。的確に言えば、傷を負った人の生涯を描いている。これを「勇敢」と定義してはいけないのかもしれないが、彼女たちが「生きている」ということに一種のエネルギーを感じる。

苦難と涙を売りにしない同作は公開前に多くのスターや映画ファンに支持され、8月14日に公開された。上映率は公開時の1%から1.5%に上昇し、1日で興行成績は300万元を突破した。公開2日目には上映率が4%に上昇し、興行成績は全体の10%に迫り、入場率も『ウルフ・オブ・ウォー ネイビー・シールズ 』第2作を超えた。

『二十二』は中国で初めて公開された「慰安婦」を題材としたドキュメンタリー映画である。公開資料によると、日本軍は中国侵略戦争で性奴隷として中国人女性20万人以上を強制連行した。郭柯監督が2012年に「慰安婦」の題材を取り扱い始めた頃、中国本土で身分を公開している生存者はわずか32人だったため、タイトルは『三十二』だった。2014年にその人数は22人に減り、タイトルを『二十二』に改めた。2017年7月には、映画に登場した22人のうち生存者は9人となった。さらに8月12日、黄有良さんがなくなり、8人に減少した。

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