日本社会で勇敢に立ち上がる識者が増えることを望む

日本社会で勇敢に立ち上がる識者が増えることを望む。

タグ:731部隊 真実 NHK 肉声 右傾化

発信時間:2017-08-17 10:04:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


NHKは先ほど放送した特別番組「731部隊の真実」の中で、悪名高い日本の731部隊の隊員が罪を認めた20時間以上もの録音を発掘し、同部隊が日本の中国侵略戦争で犯した凶悪犯罪を暴き出した。朝日新聞(電子版)もその後、731部隊の元見習い技術員による回想を掲載した。

このドキュメンタリーと関連記事は、日本国内で強い衝撃を起こし、反響を呼んでいる。当時の日本軍の非人道的な行為に多くのネットユーザーがショックを受け、「戦争は人を狂わせる、恐ろしい」「生々しい証言に心が痛む、絶対に残酷な歴史を再演させてはならない」といった感想を寄せている。一部のネットユーザーはさらに、ドキュメンタリーが「恐ろしすぎて見終わることができなかった」とコメントしている。

日本社会では近年、右傾化と保守化が続いている。特に安倍政権が発足すると、メディアへの支配権が強化された。日本メディアの間で、当時の戦争の罪を直視する声が減っていった。これらの歴史の真相を反映するドキュメンタリーと記事が公開されたのは、日本社会に歴史を直視する理性的な声が存在することを証明しており、またこれらのメディアのプロ精神と勇気を反映している。

日本社会には歴史を直視する正義感ある人が少なくないが、右翼勢力からの包囲を受け非主流化し、影響力が低下している。NHKや朝日新聞のような主流メディアが立ち上がり、当時の戦争の罪を暴いたことは、日本社会に歴史を直視させる重要な見本となっている。

日本にとって、多くの国民に歴史の真相を理解させれば、隣国との歴史認識のズレを解消できる。日本軍国主義の侵略の歴史を正確に認識し深く反省し、中国などアジアの被害国の国民感情をしっかり尊重して、日本は初めて歴史の重荷を下ろすことができる。歴史をごまかし美化しようとすれば、これをさらに重くするだけだ。

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