米日韓のF-35戦闘機、北東アジアに100機以上が集結

米日韓のF-35戦闘機、北東アジアに100機以上が集結。半島情勢の緊張が続くなか、米日韓も対応に追われている。2020年頃には、北東アジアのF-35ステルス戦闘機の数が100機を超える見通しだ…

タグ:半島情勢 F-35 ステルス 戦闘機

発信時間:2017-08-28 15:04:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 半島情勢の緊張が続くなか、米日韓も対応に追われている。2020年頃には、北東アジアのF-35ステルス戦闘機の数が100機を超える見通しだ。米ザ・ディプロマット誌(電子版)が23日に伝えた。

 

 韓国空軍は2018年に1機目となるF-35Aステルス多用途戦闘機を調達する。これは同シリーズの垂直離着陸機能を持たないモデルだ。韓国はF-35Aを40機発注しており、2021年に交付が完了する予定。第1陣の調達規模は当初計画されていた60機を下回るが、韓国は2014年の米国との調達契約に基づき、「安全環境の変化の需要」に基づき、さらに20機を追加調達できる。製造元のロッキード・マーティンは、F-35の関連技術を韓国に譲渡するとも約束した。

 

 米日の輸出契約に基づき、日本の航空自衛隊は今年上旬に第1陣となるF-35Aを調達した。空自は数年内に42機の調達を予定している。韓国と同様、日本も追加調達の意向を持っている。空自は2030年までに新型第5世代戦闘機を100機導入する計画を立てている。また長距離地上攻撃弾薬を導入し、精密誘導が可能な米製ミサイル「JSM」、航空機搭載長距離ステルス「JASSM」、GBU-31「ジェイダム」統合直接攻撃弾などにより、F-35を武装する予定だ。

 

 米国の第121海兵戦闘攻撃中隊が今年1月、正式に日本に駐留した。米国のF-35Bが日本に配備されたのはこれが初。F-35BはF-35シリーズの海兵隊専用機モデルで、垂直離着陸が可能だ。同中隊はF-35Bを16機保有しており、うち8機が今年3月の米韓合同演習「フォールイーグル」に参加した。さらに米空軍は今年末まで、F-35Aを保有する第34戦闘機中隊も太平洋地域に駐留させる予定だ。

 

 専門家は「F-35は米軍が期待を寄せる第5世代多用途ステルス機であり、米軍からはネットワーク戦の重要な拠点、力を倍増させる装置とされている。米日韓はF-35を大量配備し、ハイテク兵器により半島に抑止力を発揮している。また一方的に透明という戦場情報化の優位性を構築し、必要な場合にF-35のステルス能力と全面的な感知能力を利用し、密かに空からの急襲と防御を行い、高価値の標的に対して速やかに外科手術のような攻撃を加えることができる」と話した。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月28日 

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