舛添要一前東京都知事は昨年、政治資金流用問題で辞職した。東京の政界で「ナンバーワン」の地位を占めていた舛添氏であるが、貧乏生活を送り、地下室でカップ麺を食べていると報じられた。生計を立てるため、舛添氏は27日にテレビ局の番組にゲストとして出演した。
舛添氏はインタビューで、東京都知事の仕事と給与を失ったことから、現在の月収は所属事務所からの11万円のみだと話した。舛添氏は、これだけで妻と2人の息子を養うのは困難であり、預金を食いつぶし生計を立てていると述べた。
舛添氏によると、1年前に事務所として地下室を借りた。普段はここで読書し、外界と接触しないという。低所得のため、昼は普通、地下室で100円のカップ麺を食べる。
舛添氏は、2人の子供の教育を支えるため、仕事に復帰しなければならないと述べた。テレビ番組により「復活」し、人々の前に戻りたいという。
しかし舛添氏が自ら「貧乏生活」を暴露したことに、同情を示さない日本メディアもある。これらのメディアは、舛添氏が意図的に弱者のふりをし注目を集め、視聴率を稼ごうとしていると判断している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月28日