『日本経済新聞』によると、日本政府はアラブ首長国連邦(UAE)に航空自衛隊の新型輸送機C-2の輸出を検討している。UAEの要請に応じ、日本は輸送性能などの情報を提供した。日本は防衛装備を海外に輸出したことがなく、実現すれば初めてのケースとなる。
C-2は川崎重工が製造し、航続距離約7600キロ、搭載量約36トン。水陸両用車や機動戦車も搭載できるため、離島の防衛に使用できる。同輸送機の単価は約190億円。
防衛省によると、UAEは数隻を購入する意向を示している。防衛省と経済産業省はすでにC-2の技術情報を提供し、続いて価格、購入数などを話し合うという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月29日