シーシェパード、日本の捕鯨船への妨害中止を発表

シーシェパード、日本の捕鯨船への妨害中止を発表。国際反捕鯨団体「シー・シェパード」は火曜日(29日)、今年は日本の捕鯨に対する妨害活動を実施しないと表明した。日本政府が軍事装備品・武器を捕鯨船の保護に派遣しており、政府に対抗する軍事力も財力もないため、他の方法を模索するという…

タグ:捕鯨 軍事 装備品 捕鯨船 軍事力

発信時間:2017-08-30 17:25:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

资料图:日本捕鲸船

資料写真


 国際反捕鯨団体「シー・シェパード」は火曜日(29日)、今年は日本の捕鯨に対する妨害活動を実施しないと表明した。日本政府が軍事装備品・武器を捕鯨船の保護に派遣しており、政府に対抗する軍事力も財力もないため、他の方法を模索するという。台湾メディアの29日の報道によると、同団体の創設者であるポール・ワトソン氏は「日本政府は現在、ハイテク軍事衛星により捕鯨船を観察しており、我々の船を発見すれば簡単に回避できる。日本側は今年さらに、武装部隊を派遣し捕鯨船を保護する計画を立てており、団体の資源では政府の軍用技術に太刀打ちできない」と話した。

 

 国際捕鯨委員会は1986年に商業捕鯨を禁止し、日本も関連条約の締約国になったが、条約が認める「調査捕鯨」を利用し大規模な捕鯨を行い、さらにクジラ肉を食品として販売している。海洋環境の重大な破壊行為と批判されている。

 

 シーシェパードは日本と12年対抗している。捕鯨船に体当たりをしかけ、スクリューにロープを絡め、臭い瓶を投げるなどし妨害してきた。日本政府は裁判所に同団体の閉鎖を求めたことがある。

 

 日本の農林水産省は、同団体の今回の決定に留意しているが、本当に「妨害」を停止するかは不明であり、かつその他の反捕鯨団体が阻止に出る可能性があることから、当局は捕鯨船の安全を注視すると表明した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月30日

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