英国のテリーザ・メイ首相が30日に京都に到着し、3日間の訪日を開始した。首相としての訪日は初。メイ首相は日本の安倍晋三首相と首脳会議を開き、朝鮮の核問題や、英国のEU離脱による日本企業への影響などについて議論する。
30日付フィナンシャル・タイムズは「英国がEUと離脱交渉を再開するなか、メイ首相は経済代表団を率いて訪日し、二国間経済・貿易関係を強化し、日本に対英投資の自信を持たせようとしている。日本の首脳も、経済・貿易及び安全問題で、英国に求めるものがある。一部日本メディアは、日英双方は各自の利益に基づき戦略協力の発展に期待しているが、国際情勢と大国関係があり日英関係は不確定性に直面していると分析した」と報じた。
ロイター通信は30日「英国とEUは28日にブリュッセルで、EU離脱の3回目の交渉を開始した。この状況下、メイ首相は訪日により英国にとって有利な外交の地位を占めようとしており、それに向け経済・貿易・及び安全問題で日本抱き込みを強める。メイ首相は大規模な経済代表団を率いて訪日した。代表団には貿易大臣、十数人の企業取締役が含まれ、対英投資の自信を深めさせる」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月31日