麻生氏、ヒトラーの虐殺の動機は「正しかった」

麻生氏、ヒトラーの虐殺の動機は「正しかった」。「暴言」で知られる日本の麻生太郎副首相兼財務相は29日、再び衝撃発言をした。数百万人の虐殺を行ったナチスの頭目、ヒトラーの「動機は正しかった」と述べたのだ…

タグ:麻生太郎 衝撃 発言 虐殺

発信時間:2017-08-31 17:19:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 

 「暴言」で知られる日本の麻生太郎副首相兼財務相は29日、再び衝撃発言をした。数百万人の虐殺を行ったナチスの頭目、ヒトラーの「動機は正しかった」と述べたのだ。

 

 この発言に、世論が騒然とした。麻生氏は30日に発言を撤回した。最大野党・民進党は、麻生氏が歴史問題で間違った発言を続けており、適正が疑われると表明した。

 

 【再びナチスを支持】

 

 麻生氏は党内研修会の講演で「(政治家に)動機は問わない。結果が大事だ。いくら動機が正しくても何百万人殺しちゃったヒトラーは、やっぱり駄目だ」と述べた。

 

 麻生氏は講演で、後輩に政治理念を伝授し「国民に確たる結果を残して初めて名政治家だったと言われる。人がいいだけでやれる職業じゃない」と発言した。

 

 麻生氏の発言は、直ちに野党から猛反発を受けた。民進党の山井和則国対委員長は「(麻生氏の発言は)ヒトラーを少しは評価していると受け取られかねない大失言。猛省を促したい」と述べた。

 

 山井氏は「ナチスにならい改憲を」という麻生氏の以前の発言と結びつけ、「世界の舞台に立つ財相としてこのような発言を繰り返すとは嘆かわしい。適正を疑わざるを得ない」と述べた。

 

 麻生氏は2013年7月29日に東京で講演し、日本の平和憲法の改正に言及した際に、第二次大戦前のナチス・ドイツのやり方を評価した。「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか」この発言は国内・国際社会から猛反発を受け、麻生氏はその後撤回した。

 

 再びナチスを支持する発言をすると、麻生氏は不適切であると認め撤回した。麻生氏は「政治家にとって結果を出すことがすべてであることを強調する趣旨で、悪しき政治家の例としてヒトラーをあげた」「ヒトラーは動機においても誤っていたことも明らかである。例示としてあげたことは不適切であり撤回したい」と説明した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月31日

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