日本の防衛費が過去最大に 中国は行動を慎むよう警告

日本の防衛費が過去最大に 中国は行動を慎むよう警告。

タグ:来年度 予算案 外交部 脅威論 歴史 毒ガス島

発信時間:2017-09-01 09:52:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 報道によると、日本の防衛省は来年度予算案の概算要求で、過去最大となる52000億円を計上する方針を固めた。中国外交部の華春瑩報道官は23日、北京で開かれた定例記者会見で「中国側は本件に懸念を表する。日本側は歴史の教訓をしっかり汲み取り、アジアの隣国の安全の懸念を重視し、軍事・安全分野で行いを慎むよう促す」と回答した。

 

 当日の記者会見で、記者からは「日本メディアの報道によると、日本の防衛省は来年度予算案の概算要求で、過去最大となる5兆2000億円を計上する方針を固めた。朝鮮半島情勢の対応のほか、中国の海洋活動を念頭に置くという。中国側はこれについて、どのように論評するか」という質問があった。

 

 華報道官は「我々は関連報道に留意しており、これに懸念を表する。日本側は近年、いわゆる『中国脅威論』を絶えずでっち上げ、喧伝し、誇張している。また自国の防衛予算を増額し、軍備を拡張し、新安保法を施行した。日本側のやり方とその真の意図については、強く警戒する必要がある。日本側は隣国と国際社会に意図を誠実に説明するべきだ」と述べた。

 

 華報道官は「歴史的・現実的な原因により、国際社会、特にアジアの隣国は日本の軍事動向を注視している。我々は日本側に『中国の脅威』の誇張を停止し、歴史の教訓をしっかり汲み取り、アジアの隣国の安全の懸念を重視し、軍事・安全分野で行いを慎むよう促す」と話した。

 

 日本のTBSは「毒ガス島」に関する歴史ドキュメンタリーを放送し、日本軍が第二次大戦中に毒ガスを製造・使用していたことを批判した。

 

 華報道官は同日、本件に関する質問に対して「我々は関連報道に留意している。歴史を直視し平和を呼びかける日本国内の識者の姿勢を称賛する。日本軍は第二次大戦中に化学兵器を製造・使用し、中国など被害国の多くの戦闘員と罪なき一般人を死傷させた。ここでは、終戦から70年以上がたった今日も、日本が中国に残した化学兵器が、中国人の生命と財産及び生態環境の深刻な脅威と危害になっていることを指摘しておかなければならない」と指摘した。

 

 華報道官は「中国側は日本側に、日本軍国主義の侵略の歴史を深く反省し、日本が中国に残した化学兵器を一日も早く徹底的に廃棄し、中国人に浄土を返すよう促す」と強調した。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年9月1日 



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