9月3日は中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利記念日だ。
全国各地で人々が連日、自発的に博物館や反ファシズム勝利記念遺跡などを訪れ、先人を偲び歴史を銘記している。
重慶市の紅岩革命記念館では、26点の貴重な文物と230枚の歴史写真が展示された。写真の多くが初公開で、銃後の各界及び海外華人による波乱に満ちた、国を救う抗日活動シーンを再現した。
当時の「柳条湖事件」発生地の近くにある瀋陽市の九・一八歴史博物館では、朝から来館者が後を絶たなかった。博物館前の残歴碑広場では、「国恥を忘れるなかれ」と記された警鐘が静かに吊り下げられていた。無数の弾痕がある残歴碑前で、人々が足を止め記念撮影をしていた。誰もが重苦しい、厳かな顔をしていた。
老若男女が館内を見学し、解説員に説明を求めた。ある銀髪の高齢者は記者に対して、先人を偲び歴史を銘記するため、毎年何度も来館していると話した。
山西省長治市武郷県に位置する八路軍太行記念館は3日午前、再び多くの来館者を迎えた。普段と比べると、この日の来館者は目立って多かった。記念館の電子パネルは、「中国抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利72周年」を放送し、「今日は特別な日、我々の勝利の日だ」と来館者に告げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年9月4日