日本の空域は米軍が支配 ネット利用者「日の丸の親分は星条旗」

日本の空域は米軍が支配 ネット利用者「日の丸の親分は星条旗」。日本の雑誌『現代ビジネス』は5日、矢部宏治氏の著書『知ってはいけないー隠された日本支配の構造』の内容を引用し、「横田、岩国、嘉手納の空域に日本機が入ろうとする場合、米国に申請する必要があるが、多くの国民はこれを知らない」と伝えた…

タグ:自国機 嘉手納 離着陸 米軍機

発信時間:2017-09-06 10:33:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「日本の空域の多くが米国に支配されており、自国機は許可なく進入できない」日本の雑誌『現代ビジネス』は5日、矢部宏治氏の著書『知ってはいけないー隠された日本支配の構造』の内容を引用し、「横田、岩国、嘉手納の空域に日本機が入ろうとする場合、米国に申請する必要があるが、多くの国民はこれを知らない」と伝えた。

 

 記事によると、横田空域は米軍横田空軍基地に管理されている。管轄範囲は1都8県(東京都、栃木県、群馬県、埼玉県、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県)。岩国空域は山口県、愛媛県、広島県、島根県の一部の空域。嘉手納空域は沖縄県で、嘉手納空軍基地から半径90キロ内の一部空域と、久米島空港から半径55キロ内の一部空域。上述した空域で、米軍は日本政府の許可なく、すべての軍事演習を行うことができる。同地域でオスプレイが墜落し死亡事故が発生したとしても、米軍は日本側に原因を伝えず、賠償も行わない。また同地域で深刻な自然災害が発生した場合も、米軍の許可がなければ日本機はその上空に入ることができない。

 

 1952年の「航空法特例法 第3項」によると、「離着陸する場所」「飛行禁止区域」「最低高度」「制限速度」「飛行計画の通報と承認」など、航空機が安全に運行するための「航空法」の規定が米軍機には適用されない。つまり米軍機が日本の上空をどのように飛行しても合法となる。

 

 この記事は日本のネット上で大反響を呼んだ。一部のネットユーザーは「日本が米国の植民地だったって、知らなかったの?」「日の丸の親分は星条旗だ」とやるせない気持ちを示した。また一部には「9.11で日本の国際線が米国の指示により全面運休になったが、その頃から日本の空が米国に管理されていることを知っていた」という、意外とはしないコメントもあった。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年9月6日


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