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japanese.china.org.cn |29. 09. 2017

安倍氏の衆院解散、各界から反発も

タグ: 臨時国会 衆院本会議 森友 加計学園 集会


 日本の安倍晋三首相は28日に第194回臨時国会・衆院本会議を召集し、衆院解散を正式に宣言した。安倍首相の今回の臨時国会冒頭の衆院解散は、日本の各界から反対されている。


 同日昼に開かれた衆院本会議で、大島理森衆院議長は解散詔書を読み上げた。各党は事実上、衆院選の準備段階に入った。安倍政権は臨時の閣議を開き、22日の投開票を決定する。


 今回の臨時国会の衆院本会議は、約2分であっけなく終わった。民進党、日本共産党、自由党、社民党は安倍首相の臨時国会冒頭の衆院解散に抗議し、同日の会議に欠席した。


 民進党の大島敦幹事長は、安倍首相の衆院解散は森友・加計学園問題のスキャンダルから逃げるためだと批判した。社民党の吉田忠智党首は、安倍首相の衆院解散は立法機関への軽視であり、「国会の機能を踏みにじる暴行」だと表明した。


 日本共産党の小池晃書記局長は「安倍首相の衆院解散は党の私利のためでしかない。今回の選挙で、安倍首相の制御を失った政治を終わらせるという目標を達成したい」と話した。


 東京都の小池百合子知事は27日、自らが代表を務める新党「希望の党」を立ち上げると宣言した。希望の党の若狭勝氏は、自民党というしがらみ政治を一挙打破することが党の目標と述べた。


 同日昼頃、数十人の市民が国会前で集会を開き、安倍首相のこの時期での衆院解散に反対した。

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