東京モーターショー2017に、業界で名高いゴム・プラスチック・LEDを専門とする豊田合成が変わったコンセプトカーを出展した。「Flesby II」という名前のこの車はカメのような形で、変形するゴムを使用し、衝突時に衝撃を和らげ、接触者の怪我を減らすことができる。東京モーターショー2015でも、同社はエアバッグで衝撃を和らげる初代「Flesby 」を展示した。
「Flesby II」の設計理念は伝統を受け継ぎ、外観を改造(雫が合わさったような形)しただけで、柔らかく変形する「電子ゴム」素材を使用している。この技術の実際の利用について、豊田合成は詳細を明かしていないが、時速は40マイル(約64キロ)に達するとみられる。「電子ゴム」は幻想的で、2035年以降に登場すると思われているが、同社は2007年に開発に着手した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月12日