第30回東京国際映画祭が25日、六本木ヒルズで開幕し、中国の趙薇(ヴィッキー・チャオ)、江一燕(ジャン・イーイエン)、黄軒(ホアン・シュアン)、日本の阿部寛、染谷将太、蒼井優、安藤サクラ、宮崎あおい、満島ひかりらがレッドカーペットに登場した。
期間中、14本の中国語映画が上映される。うち、段奕宏(ドアン・イーホン)、江一燕がメインキャストを務める犯罪サスペンス映画『迫り来る嵐(原題:暴雪将至)』は最高賞コンペティション部門のグランプリを狙う。同作は今回の映画祭にノミネートされた唯一の中国語映画。周子陽(チョウ・ズーヤン)監督の『老いた野獣(老獣)』、鄭毅(チョン・イー)監督の『ソウル・イン(花花世界霊魂客)』、台湾地区の王育麟(ワン・ユーリン)監督の『アリフ、ザ・プリンス(阿莉芙)』が「アジアの未来」部門にノミネートされた。また、『空海―KU-KAI―(妖猫伝)』、『こんなはずじゃなかった!(喜歡你)』、『メイド・イン・ホンコン(香港製造)』なども上映される。米国人俳優のトミー・リー・ジョーンズが審査委員長、フランスのマーティン・プロボスト監督、中国人女優の趙薇、イランのレザ・ミルキャリミ監督、日本人俳優の永瀬正敏が審査員を務める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月26日