中日両国>
japanese.china.org.cn |08. 11. 2017

第10回多言語全国通訳コンテスト、北京第二外国語学院で開催

タグ: 通訳 コンテスト 北京第二外国語学院 外文局


 中国翻訳協会と北京第二外国語学院が共催する「イオン杯」第10回多言語全国通訳コンテストが北京第二外国語学院で開催された。北京大学、北京外国語大学、中国人民大学、北京語言大学、天津外国語大学、上海外国語大学、大連外国語大学など全国の大学45校から99人が参加した。

 

 コンテストは日本語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、朝鮮(韓国)語の計6部門で、日本語は逐次通訳と同時通訳の2つの形式、残りの5カ国語は逐次通訳の形で行われた。数回の審査を経て、北京第二外国語学院の李淑媚さん、北京第二外国語学院の張帆さん、北京第二外国語学院の苑雅倩さん、北京外国語大学の竇涵雯さん、北京外国語大学の雷致豊さん、北京語言大学の張渝児さん、天津外国語大学の李雪瑩さんがそれぞれ日本語逐次通訳、日本語同時通訳、フランス語逐次通訳、ドイツ語逐次通訳、スペイン語逐次通訳、ロシア語逐次通訳、朝鮮(韓国)語逐次通訳の7部門で優勝。


 閉幕式で北京第二外国語学院副校長・中国翻訳協会副会長・中国対外文化伝播研究院副院長の邱鳴氏は、「“一帯一路”イニシアチブの大背景のもとで、文化を超えた交流は中国の発展において重要な地位を占め、翻訳は文化を超えた交流において極めて重要な役割を担っている。主催機関の1つである北京第二外国語学院は、より多くの学校と選手がこのような活動に参加し、中国の翻訳人材の育成に共に関心を寄せ、推進し、翻訳教育と翻訳事業の素晴らしい未来を共同で構築できることを望んでいる」と述べた。



 

 中国外文局副局長・中国翻訳協会常務副会長兼秘書長・中国翻訳研究院執行院長の王剛毅氏は、「今大会は世界で最も規模が大きく、言語の種が多く、歴史のある通訳コンテストである」とし、北京第二外国語学院の運営、審査員の懸命な姿勢と指導に感謝の意を表し、通訳コンテストが国際化に向けて発展し、ブランドの影響力を維持することに期待を寄せた。

 

 今大会は在中国日本国大使館、在中国フランス大使館、在中国ドイツ大使館、在中国オーストリア大使館、在中国ロシア大使館、在中国ベラルーシ大使館、ロシア文化センター、在中国ボリビア大使館、在中国ベネズエラ大使館、在中国スペイン大使館、韓国国際交流財団の強力な支援のもとで開催。出席した多くの大使館関係者が大会を高く評価した。1等賞を受賞した選手は会場で逐次通訳し、優秀選手としての翻訳レベルと姿を示し、会場にいた来賓、教員、学生らから賞賛を受けた。


1   2   3   4   5   6   7   8   9   10   11   12