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japanese.china.org.cn |14. 11. 2017

日本物語(十八)、霊山・富士を想う

タグ: 富士山 最高峰 聖地 




餐厅里可见富士山

 幼い頃に真っ赤なふじりんごを食べ、富士山麓で採れたものだろうと想像していた。成長すると富士フィルムの商品をよく用いるようになり、富士というだけはあり、ひんやりした印象の写真が撮れると感じていた。

 

 以前に何度か日本を訪れたことがあるが、富士山に登ろうとは思わなかった。あまりに有名すぎて、足が遠のいたのだ。しかし今回は、逃すわけにはいかない。

 

 日本最高峰である富士山は、日本人にとって最も重要な聖地である。富士山は古来より最も広く詠まれている題材だ。標高は3700メートルほどしかないが、火山で形成された現在も不眠の活火山であることから、美しい円錐型を持ち雪に覆われている。遠くから眺めると逆さまにした玉扇のようで、優雅な趣を内に秘めている。

 

 日本人は富士山を眺める角度から、男富士、女富士に分けている。毎年7、8月になると、日本各地からの登山客が五合目から徒歩で出発し、霊山を巡礼する。一年の大半の期間、富士山は立ち入り禁止となっている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月14日

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