南京大虐殺犠牲者遺族の家庭による追悼式が4日、侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館(南京大虐殺紀念館)の、犠牲者名が刻まれた壁の前で行われた。生存者の阮定東さん、仇秀英さんと家族らは線香と花束を捧げ、伏し拝み祭文を読むことで、80年前の虐殺で命を落とした家族を追悼した。
仇さんの母は80年前、日本軍に銃殺された。仇さんは日本軍が南京で犯した非人道的な罪を暴露するため、日本を訪れ証言したことがある。