第13回北京ー東京フォーラムが16日、北京で開幕した。横井裕駐中国日本国大使は開幕式で挨拶し、次のように述べた。
来年は日中両国にとって記念すべき年であると同時に、中国の改革開放40周年でもある。新時代を迎えた中国は経済規模が拡大しただけでなく、デジタル経済のサービス面が発展し、人々の行動パターン、ライフスタイル、価値観にも迅速な変化が現れた。私たちは中国のこのような迅速な変化を体験し、日中関係も新時代に合わせて絶えずアップグレードする必要があると感じた。
社会にイノベーションをもたらす次世代の活力は日中両国に存在する。双方はこのような新しい考えを持って交流すべきである。これは新時代が双方に相互利益・ウィンウィンをもたらすために良好な日中関係の形で、プラスエネルギーとなる。安倍首相も今月4日に開かれた第3回企業家・元政府高官対話に出席し、「日中の互恵的経済関係は二国間貿易の可能性を広げる。アジアのような旺盛な需要に対し、日本と中国は協力すべきだ」と述べた。これは両国の経済成長を促し、アジアの庶民の生活を豊かにし、国を繁栄させるという面にも貢献する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月16日