中日両国>
japanese.china.org.cn |26. 02. 2018

南京大虐殺の生存者、李高山さんが逝去

タグ: 南京大虐殺,生存者,逝去


 江蘇省南京市の侵華日軍南京大屠殺遭難同胞紀念館(南京大虐殺紀念館)が26日に発表した情報によると、南京大虐殺の生存者である李高山さんが25日午後6時38分、病により自宅で亡くなった。享年94歳。1937年、当時13歳だった李さんは南京防衛戦に参加した。南京が陥落すると日本軍に2回捕まったが、幸いにも脱走することができた。李さんは「私は説得力のある証人だ。過去を決して忘れてはならない」と話した。

 

 1925年2月24日生まれの李さんは、中国侵略日本軍による南京大虐殺の当時、13歳だった。李さんは当時、粤軍一五四師三営三連勤務兵だった。李さんは南京防衛戦の元兵士、南京大虐殺の生存者だ。自宅は江蘇省南京市の河西新城にある。

 

 高齢や健康などの理由により、南京大虐殺の生存者や目撃者が次々とこの世を去っており、減少を続けている。登録されている南京大虐殺の生存者は現在、90数人のみ。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年2月26日

1  2  >