『朝日新聞』ウェブ版によると、ネスレ日本は7日、チョコレート菓子の「キットカット」を中国で販売すると発表した。同商品は訪日観光客から人気があり、空港で買って帰る人も多く、中国国内でも人気がある。
ネスレ日本は今秋に大都市をはじめとする中国の複数の年に店舗を開設し、中小都市に拡大する計画。また、同社は4月にアリババと提携し、「ネスカフェ」のネットショップも開設する予定。
ネスレ日本の高岡浩三社長は、「訪日観光客の消費意欲はずっとは続かないだろう。そのため、事前に行動し、市場を開拓する必要がある」と話した。
キットカットは世界の多くの地域で生産されているが、日本は「期間限定」や「地域限定」商品を多く発売している。例えば、日本の名物である抹茶味のキットカットは訪日観光客から人気がある。
2017年10月、ネスレ日本は韓国にスイーツ店を出店し、中国台湾地区や東南アジア市場への進出を目指している。これらの海外支店が扱う商品は全て輸入で、日本で生産されたものである。
海外での売り上げが増加し続けているため、2017年に生産を拡大した兵庫県の工場は生産ラインの増設を検討している。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2018年3月9日
