埼玉県埋蔵文化財調査事業団は9日、2017年12月25日に同県蓮田市黒浜で出土したかめから10~20万枚の銅銭が見つかったと発表した。
かめは封建時代の武家屋敷跡で出土。17年10月に埼玉県は道路工事の最中にこの遺跡を発見した。
出土した銅銭は中国唐朝の「開元通宝」(初鋳年621年)から明代の「永楽通宝」(初鋳年1408)にかけての古銭19種。これらの銅銭は15世紀以降に埋蔵されたと推測できる。
かめの中からは、「二百六十」や「貫」などの文字が入った木簡も見つかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月12日