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japanese.china.org.cn |10. 04. 2018

日本の「水陸機動団」が発足 離島防衛専門部隊

タグ: 自衛隊 離島防衛 水陸機動団


 日本の陸上自衛隊が新設した離島防衛専門部隊「水陸機動団」の発足式が7日に行われた。第二次世界大戦以降、日本の自衛隊に水陸両用作戦部隊が発足されるのは初めて。イギリスのロイター通信は、このような方法には論争があり、戦後の憲法に日本は「戦争発動の権利を放棄する」と明記していると論じた。ある評論家は、水陸両用作戦部隊は兵力を投じることができ、日本の隣国に脅威をもたらすと警告した。


 「水陸機動団」の発足式は長崎県佐世保市付近の自衛隊基地で行われ、迷彩服に身を包んだ約1500人の「水陸機動団」メンバーが参加した。日本の共同通信社によると、機動団の規模は約2100人で、AAV-7水陸両用装甲車および陸自が2018年に導入する米国製輸送機「オスプレイ」などを配備する。離島が占領された際、「水陸機動団」は上陸。島奪還作戦を行う。


 山本朋広防衛副大臣は発足式で「日本周辺の防衛・安全情勢が深刻化しているため、私たちの島を守ることは重要任務になっている」と述べた。共同通信社は、中日間で釣魚島主権争いが緊迫する中、日本側は南西諸島の防衛力を強化しようとしていると伝えた。日本の『毎日新聞』によると、発足式の後、「水陸機動団」は離島奪回の模擬訓練をメディアに披露し、在日米軍の陸兵隊約20人が参加した。


   日本の時事通信社は7日、米海軍をモデルに発足された「水陸機動団」は日本版「陸兵隊」と言われ、「中国に侵入された」状況を想定し、将来的に規模を3000人に拡張する計画だと伝えた。ロイター通信は、この機動団の発足により、日本は米海兵隊に似た力を持つのに一歩近づき、本土以外の遠海で行動できるようになると論じた。米海兵隊の連絡官として「水陸機動団」の訓練をサポートした日本戦略研究フォーラムのグラント・ニューシャム氏は、「本気になれば、1年または1年半で相当の能力を持てる」と話した。

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