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japanese.china.org.cn |04. 05. 2018

日本の寺、犬型ロボットの合同葬儀を行う

タグ: ロボットのペット

 




   自分のパートナーとしてペットを飼う人は多いが、ペットが死んだらどうするか考えたことはあるだろうか。また、最近はロボットのペットを飼う人も多いが、壊れたら終わりだろうか。日本の興福寺はこのほど、犬型ロボット114体の合同葬儀を行った。


 『ジャパンタイムズ』が5月1日に伝えたところによると、千葉県の興福寺は114匹の「犬」の合同葬儀を行った。これらの「犬」は生き物ではなく、ソニーの犬型ロボット 「AIBO(アイボ)」。「犬」の胸には出身地と「飼い主」の名前を書いたカードがかけられた。


 この葬儀は古い電子機器を修理する会社A-Funが企画。近年、同社はこのような形で約800体の犬型ロボットを見送っている。葬儀の後、ロボットは解体され、利用できるパーツは修理に使用される。


 同社のCEOは、「犬型ロボットの魂を他の飼い主のところに送り出したい。葬儀を行なってようやくロボットを解体できる」と話す。


 「AIBO」は1999年に誕生し、当時は25万円という高額で販売された。最初に売り出された3000台はわずか20分で売り切れ、2006年の生産停止まで15万台以上が売られた。生産停止から11年が経った2017年11月、ソニーは次世代「AIBO」(ERS-1000)を発表した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年5月4日

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