プロモーション会場(撮影・許永新)。 |
四川省楽山市の観光グローバルマーケティング・日本プロモーションが今月20日午後、東京で開催され、同市の共産党委員会副書記を務める張■(■は丹へんに彡)市長、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)の千葉信一氏、中国国家旅游(観光)局在日本代表処の王偉主任らが挨拶した。その他、JATA、日本の大手旅行業者、国際航空会社、楽山市旅游・体育発展委員会、楽山市投資促進・外事僑務局、楽山市商務局などの代表者約100人が参加した。人民網が報じた。
張市長は挨拶の中で、「当市は交通機関が便利で、観光資源も豊富。すでに中国国内外の36都市と友好都市の提携を結び、約110ヶ国・地域と友好交流・貿易関係が構築されている。日本の各地と、一層広い分野で、さらに深く高いレベルで協力を展開することを切に願っている」とPRしたほか、日本の観光業界を、9月7日に楽山峨眉山市で開催される第5回四川国際観光交易博覧会に招待した。
千葉氏は挨拶の中で、「昨年、日本人1万3000人が楽山市を観光した。圧倒的なスケールの巨大な石仏・楽山大仏や荘厳な雰囲気漂う峨眉山は、非常に素晴らしいと、多くの人々が称賛した。当協会も、楽山市と長期にわたって深い協力を保ち、観光情報の共有や相互送客などの面で、協力の幅をさらに広げ、ウィンウィンの良い局面を作り出すことを望んでいる」と述べた。
王主任は挨拶の中で、「楽山市は秘境で、世界遺産に登録された2ヶ所の観光地はいずれも仏教関連のもので、うち、楽山大仏は世界最大の仏像の一つで、峨眉山は仏教の聖地だ。楽山は優れた人物を輩出し、文学者で詩人の郭沫若などの歴史的人物もここで誕生した。多くの人が楽山を訪れ、楽山の観光商品をPRしてくれることを望んでいる」と述べた。
その他、楽山旅游協会の副秘書長を務める楽山楽水国際旅行社の余文超社長が楽山の観光商品をPRし、楽山の地理的位置やアクセス方法を説明した。さらに、楽山で古くから伝わる禅の修行・拝仏や、旅行商品、楽山の有名なご当地グルメなどを重点的に紹介した。
プロモーションでは、峨眉茶道、峨眉武術、中国四川省の伝統芸能・変臉、さらに、日本舞踊も披露された。そして、楽山市旅行社協会とJATAが提携契約に調印した。(編集KN)