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japanese.china.org.cn |18. 08. 2018

パンダの「浜家族」に新メンバー、中日友好のイメージキャラに

タグ: 和歌山県 白浜町 良浜


 現地時間14日午後10時32分、日本の和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で、パンダの「良浜」がメスの赤ちゃんを出産した。体重は75グラム、身長は15.5センチ。16日未明には3.4グラムの赤ちゃんの死産が確認された。


 「良浜」は8日に食欲減退の出産の兆候が見られた。今回の赤ちゃんは体が小さいため、母の胸を離れると体温が下がった。人工哺乳では自ら飲もうとする様子がなく、呼吸が弱まるなど危険な状況に陥った。


 成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の関係者は、「良浜」の出産前にアドベンチャーワールドを訪れ、飼育などの指導と協力をしていた。赤ちゃんが生まれると、中日双方が心を一つにし緊密に協力し、出産後の状況に的を絞った措置を講じた。赤ちゃんは飼育ケース内で酸素補給と保温、各種指標のチェック、人工授乳補助を受けた。


 本記事掲載まで、赤ちゃんの状況には好転が生じている。鳴き声が力強くなっており、母の良浜に戻されている。


 今年は中日国交樹立47周年だ。パンダの国際的な影響力が日増しに高まり、「浜家族」が拡大したことで、彼らは日本人の心の拠り所になっている。これは中日両国の国交樹立の重要な目撃者でもある。中日両国は1994年、パンダ国際科学研究・繁殖を展開した。双方の専門家チームのたゆまぬ努力、双方の緊密な協力により、2017年末までに日本で飼育されているパンダは18頭の赤ちゃんを産み、うち15頭が生存している。日本のパンダの数は、中国本土を除く海外で最多となった。アドベンチャーワールドはパンダ国際繁殖共同研究プロジェクトでパンダを最も多く繁殖した機関であり、中国と海外の科学研究及び共同繁殖の最良の成績を収めた。「浜家族」は中国が海外で繁殖したパンダのうち最大の家族になった。


 関連契約に基づき、11頭のパンダが日本から帰国している。日本人は自発的に団体を作り、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地を訪問した。日本の熱心なパンダファンが今年6月に遠路はるばる訪れ、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地から深セン野生動物園に移って生活している「浜家族」の一員「秋浜」を目にした。パンダ専門家の指導を受けパンダのおもちゃを作り、さらに日本の故郷からのお土産をプレゼントし、中日友好の二国間関係の継続に新たな力を添えた。


 パンダの「良浜」は2000年9月6日にアドベンチャーワールドで誕生し、日本で健康に生活を続けている。2008年9月13日には「永浜」と「梅浜」(2013年に帰国)を出産し、2010年8月11日には「陽浜」と「海浜」を出産し、2012年8月10日には「優浜」(2017年に帰国)を出産し、2014年12月2日には「桃浜」と「桜浜」を出産し、2016年9月16日には「結浜」を出産した。この2018年に海外で生またパンダが健康に成長することを祈る。


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