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japanese.china.org.cn |06. 09. 2018

北海道でM6.7の地震、約300万世帯が停電 負傷者多数

タグ: 津波 地震 原発 運休

 

 日本の北海道で6日未明、M6.7の地震が発生した。今回の地震は津波を引き起こしていないが、強い余震がなおも続いている。地震により多くの負傷者が出ており、一部の建築物が損壊し、300万世帯が停電している。現地の学校は本日臨時休校となり、鉄道も運転を見合わせている。付近の原子力発電所の核燃料は、安全に管理されているという。日本メディアが伝えた。


北海道でM6.7の地震、余震が続く


 気象庁の情報によると、今回の強い地震は現地時間6日午前3時8分に発生した。震源地は北海道の胆振地方中東部で、震源の深さは約40キロ。


 今回の地震は津波を引き起こしていないが、強い余震がなおも続いている。アメリカ地質調査所のウェブサイトが発表した情報によると、地震発生後の30分内に、北海道でM5.3の余震が発生した。現地の当局は住民に、一週間内の強い余震に警戒を維持するよう呼びかけている。


負傷者多数、約300万世帯が停電


 警察当局は損失の程度を調査している。警察は、けが人の報告を受けていると発表した。


 NHKの報道によると、安平町の麓の家屋が山崩れによって損壊し、道路も埋もれた。


 安平町の関係者によると、3人が病院に搬送された。いずれも軽傷だという。


 安平町の建物3軒が一部損壊している。窓ガラスが割れるといったその他の損失の情報も入っている。


 町のほぼ全体で水不足が生じている。同町の約40メートルの主要道路が通行不能になっている。現地の教育委員会は、6日にすべての小中学校を休校にすることを決定した。


 室蘭市の製鉄所で火災が発生した。


 北海道電力は、全道で約300万世帯が停電していると発表した。


原発は安全、鉄道は運休


 札幌市やその他の都市は現在、一時避難所を設置している。政府はこの状況に対応する緊急作業チームを発足させた。


 日本の原子力監督管理機関は、北海道の泊原発の外部電源が喪失したが、非常用発電機を起動しており、核燃料が安全に管理されていると発表した。


 北海道の主要鉄道事業者は、新幹線を含むすべての運転を見合わせていると表明した。同社によると、運転再開のめどは立っていない。

 

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