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japanese.china.org.cn |09. 10. 2018

日本植樹訪中団が33回目の訪中 南京大虐殺の犠牲者を偲ぶ

タグ: 南京 植樹 平和 友好

 

 日中協会植樹訪中団が8日、33回目となる南京訪問で、南京大虐殺の犠牲者に哀悼の意をささげた。同訪中団第4代団長、日中協会理事長の白西紳一郎氏の逝去1周年後、11人のメンバーが植樹訪中団秘書長の秋本芳昭氏に率いられ再び訪問した。


 植樹訪中団は1986年に記念館で1本目となるタギョウショウを植えた。ここではすでに松林が生い茂っている。同協会は長年に渡り、1000人弱の日本の友好関係者を集め、南京の各所に平和と友好を象徴する数万本の木を植えている。


 秋本氏は記者に、「毎年訪問するたびに、中国の急激な変化と発展を目にすることができる。私たち植樹訪中団の目的は、日本人にこれらを感じてもらうことだ。今年のメンバーには、積極的に加わった若い大学生も含まれる」と述べた。


 20歳の大学生、飯島杏美さんは最も若いメンバーで、初めて中国に来たと話した。「私は自分の目と耳で南京を感じ、南京大虐殺の歴史を理解し、自分の印象をできるだけ身近にいる人に伝えたいと思った」


 今年は中日平和友好条約締結40周年だ。植樹団のメンバーは、日中両国の友好の木がいつまでも青々とし、平和的に存在し続けることを願っている。

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