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japanese.china.org.cn |30. 12. 2018

​中国のトキが日本に渡る 中日両国のトキの縁

タグ: トキ 日本に渡る 


     中日平和友好条約締結40周年を記念し、中国政府は今年10月、日本にトキの「楼楼」と「関関」を提供した。中国が日本にトキを提供するのは11年ぶり。日本のトキの繁殖の支援、両国のトキの縁の継続を目的としている。トキは中国で「吉祥の鳥」と言われ、日本では伝説の「タンチョウ」とされ、両国民から愛され、両国民の友好の象徴となっている。中日友好の「使者」である2羽は新居の新潟県の佐渡トキ保護センターで生活している。2羽は今どうしているだろうか。新しい環境に慣れただろうか。  


   約2カ月が過ぎ、記者は中国のトキの「楼楼」と「関関」が生活する佐渡トキ保護センターを訪れた。2羽はそれぞれの「パートナー」を見つけ、来年春の繁殖の準備に入っている。「楼楼」はオス、「関関」はメス。佐渡トキ保護センターの金子良則博士によると、「楼楼」と「関関」はとても健康で、来たばかりの頃に少し痩せたが、現在は元の体重に回復している。食欲も良好で、順調にいけば3月に産卵し、4月か5月に雛が誕生するという。  


   佐渡トキ保護センターで、記者は遠方から訪れた数人の観光客を目にした。  観光客らは、「トキは羽が白く、顔が赤く、日本の象徴。野生のトキが増えていると聞いて嬉しい」、「日本ではすでに絶滅した。日本を代表する鳥」などと話した。


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