約2カ月が過ぎ、記者は中国のトキの「楼楼」と「関関」が生活する佐渡トキ保護センターを訪れた。2羽はそれぞれの「パートナー」を見つけ、来年春の繁殖の準備に入っている。「楼楼」はオス、「関関」はメス。佐渡トキ保護センターの金子良則博士によると、「楼楼」と「関関」はとても健康で、来たばかりの頃に少し痩せたが、現在は元の体重に回復している。食欲も良好で、順調にいけば3月に産卵し、4月か5月に雛が誕生するという。
佐渡トキ保護センターで、記者は遠方から訪れた数人の観光客を目にした。 観光客らは、「トキは羽が白く、顔が赤く、日本の象徴。野生のトキが増えていると聞いて嬉しい」、「日本ではすでに絶滅した。日本を代表する鳥」などと話した。