(写真提供・日中友好会館留学生事業部の夏瑛部長)
日中友好会館は東京で7日、「留学に関する対話」をテーマとする勉強会「後楽講堂」特別フォーラムを開いた。日本の各分野で活躍する来賓を招待し、スピーチと交流を通じて留学について語った。
駐日中国大使館職員、日中友好会館の関係者、日本側の来賓、在日中国人、新世代中国人留学生ら約120人がフォーラムに出席した。
駐日中国大使館教育処の胡志平公使参事官は同日の挨拶で、「今年は中日青少年交流促進年だ。青年・学生間の交流拡大は、両国の民意の基礎を固める。多くの留学生が中日友好事業に貢献することを願う」と述べた。
日中友好会館の佐藤重和常務理事はフォーラムで、中国留学の経験を語った。多くの中国人留学生が日本人の友人を作り、両国間の友好の架け橋になることを願うと表明した。
中国留日同学総会の汪先恩会長ら中日の来賓5人がスピーチを行った。中国人留学生の歴史、留学でいかに日本を観察するか、学習型人生などの内容となった。フォーラムはさらに現場の留学生と来賓の交流イベントを催した。来賓はマンツーマンの交流で留学生からの質問に回答した。
日中友好会館の後楽寮は留学生寮で、主に中国の公費留学生と研修中の学者を対象としている。その歴史は1930、40年代まで遡ることができる。後楽寮は1985年に当時の場所に再建された。ここは現在、中国人留学生が日本で最も集中している居住地及び活動エリアであると同時に、半官半民の交流の場であり、中日双方が共同で管理している。