アジアバドミントン選手権大会、中日が激突

アジアバドミントン選手権大会、中日が激突。全体的に見ると、中日両国の総合的な実力は伯仲している。スディルマンカップと来年の東京五輪で、中国と日本はそれぞれホームになるため有利だ…

タグ:卓球 試合 選手権 バドミントン

発信時間:2019-04-29 15:41:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 世界卓球選手権ブダペスト大会の中日の対決が連日、注目を集めている。しかし、一部のスポーツファンは、中日の球技対決が卓球からバドミントンにも広がっていることに気づいている。


 武漢市で開催中の2019年アジアバドミントン選手権大会は26日、5種目の準々決勝を終えた。中日の直接対決が主旋律となった。この日は男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの全5種目・8試合で中日が対決し、双方は4勝4敗で引き分けた。近年はアジアバドミントン選手権大会のみならず、世界バドミントン選手権大会でも日本が台頭し、両国の対決が日常茶飯事になっている。来年の東京五輪では、女子シングルス、男子ダブルスなど一部種目で他国・地域の選手が割り込むが、それ以外では中国と日本のメダル争いが大きな見どころになる。さらには両国の金メダル獲得数の競争にも影響を及ぼす。


 現在の世界のバドミントン界において、女子シングルスのカロリナ・ マリン(スペイン)、戴資穎(中国台湾)、男子ダブルスのマレーシアの2組といった数少ないトップ選手を除くすべての頂上決戦が、中日の選手間で展開されている。両国のバドミントンの競技水準は、国際大会で集団的な優位性を形成している。


 今回のアジア選手権、特に準々決勝の8試合の結果は、両国の各種目の強弱を示している。男子シングルスで中国は日本と互角だが、年齢構造を見ると不利だ。諶竜と林丹はいずれもベテランで、昇り龍の桃田賢斗は近年、中国人選手との対戦で有利になっている。女子シングルスは中国の進歩がめざましく、勝ったことのない相手からも勝利を収めている。何氷嬌は奥原希望に勝利し、準決勝に進出した日本人選手は山口茜のみ。しかし中国チームは男子ダブルスと女子ダブルスで劣勢に立たされており、男子ダブルスは準決勝から姿を消し、女子ダブルスは1組のみの進出に留まっている。日本は2組が準決勝に進出。中国が圧倒的な優位性を占めるのは混合ダブルスのみで、準決勝に進出した4組のうち3組が中国で、日本からの進出はない。


 全体的に見ると、中日両国の総合的な実力は伯仲している。スディルマンカップと来年の東京五輪で、中国と日本はそれぞれホームになるため有利だ。中国がスディルマンカップで優勝し、東京五輪で猛威を振るうため越えるべき壁は日本だ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年4月29日

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