日本が10連休を開始、経済効果は2兆元超か

日本が10連休を開始、経済効果は2兆元超か。日本は4月27日より10連休に入った。日本国民は長期連休の準備を整え、観光もしくはショッピングを計画している…

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発信時間:2019-05-01 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本の明仁天皇が今月30日に退位し、皇太子徳仁が5月1日に即位する。日本は4月27日より10連休に入った。日本国民は長期連休の準備を整え、観光もしくはショッピングを計画している。これに伴う日本の経済効果は、国内総生産(GDP)の0.4%にあたる2兆1000億円に達する見通しだ。香港紙・文匯報が伝えた。


 報道によると、10連休は例年のゴールデンウィークよりも長く、日本では過去70年間で最長の連休となる。


 長期連休は日本に経済効果をもたらすが、多くの工場が稼働停止することで景気刺激効果を相殺する可能性がある。また銀行もサービスを一時停止するため、現金主義の日本社会、融資を必要とする零細企業に不便をもたらす。


 日本は労働時間が長く、連休中に買い物をしリラックスしようとする人が多い。アサヒビールは連休前にビールの生産量を5−10%拡大し、需要を満たそうとしている。しかし日本全国の2200万人のアルバイト・パートの長期連休により、賃金が減少し消費の意欲に影響が生じる恐れがある。


 日本の銀行は10連休中に営業停止となるため、多くの人が連休前に預金を引き出そうと銀行を訪れた。一部の零細企業はスムーズな現金のやりくりが出来ないことを恐れ、キャッシュレス決済に転じる可能性がある。東京でカフェを経営する中倉美雪さんは「毎週フードデリバリーサイトから40万円を受け取っているが、長期連休により受け取りが遅れている。従業員の賃金とテナント料を支払うため、オンライン金融サービスを利用する予定だ」と話した。


 新元号「令和」を迎えるため、多くの店で関連商品が販売されている。「令和元年記念」のお茶や、ラベルに「令和」と書かれたビールなどがある。日本の郵政部門は26日より令和記念切手を販売している。正式な発売前に、東京中央郵便局の外で500人が長蛇の列を作った。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月1日

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