中国社会科学院日本研究所と社会科学文献出版社は24日、『日本文論』第2号PRイベントを開催した。最近の中国人学者による地域レベル及び思想分野における日本の政治・文化に関する研究成果を紹介し、中日の学術界の交流に重要な内容を提供した。
中国社会科学院日本研究所の楊伯江所長によると、『日本文論』は中国社会科学院日本研究所が主宰し、社会科学文献出版社が出版・発行する学術紀要で、2019年6月に創刊・発行された。その後は半年毎、年2回の出版・発行を予定。理論の研究討論、学科の歴史研究、海外の日本研究などのコラムを設け、重大理論の研究成果を取り上げる。今回出版された『日本文論』第2号には8編の文章が収録されている。理論の研究討論、社会文化の研究、政治外交の研究、経済の研究、海外の日本研究などのコラムがある。
『日本文論』は中国の問題意識と世界的な視野を強調する。21世紀の国際関係及びその研究はかつてないほど複雑かつ豊富だ。国別研究の学科化、地域研究の立体化、特殊研究の普遍化の流れが顕著だ。日本研究はより大きな体系の中での位置づけと把握が必要で、これにより中国の経済・社会の発展及び改革開放事業により良く貢献することができる。
出席した学者らは、『日本文論』が説得力ある研究成果を定期的に発表し、日本の知識界とより現実的かつ深みのある交流を実現することを願うと表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月25日