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japanese.china.org.cn |26. 12. 2019

李克強総理、日本の安倍晋三首相と会談

タグ: 都江堰 経済体 RCEP 貿易協定

李克强同日本首相安倍晋三举行会谈[图] _ 图片中国_中国网


 李克強総理は25日午前、都江堰豪生酒店にて、日本の安倍晋三首相と会談した。李総理は次のように述べた。


 現在の中日関係は全体的に見て、改善・発展の流れを維持している。この局面は得難いものだ。中国側は中日関係を重視しており、習近平主席も北京で首相と会談した。双方は中日の4つの政治文書が確立した各種原則を守り、歴史を鑑とし未来を見据える精神に基づき、現在を立脚点とし長期を着眼点とし、敏感な問題を適切に処理し、両国関係が正しい軌道に戻った上で絶えず新たな発展を実現できるよう促すべきだ。私が昨年訪日した際に、首相は私の北海道訪問に同行してくれた。私は今日、成都市の都江堰で首相と会談し、おもてなしをした。日本側が中国側と向き合い歩み寄り、双方のより多くのハイレベル交流に向け良好な条件と雰囲気を醸成することを願う。


 中日は共に世界の主要経済体で、互いに主な貿易パートナーだ。中国はサービス業の開放を拡大中だが、これは両国の互恵協力の拡大により大きなチャンスをもたらす。高齢化の対応について、中日の協力には大きな空間があり、完全に互恵・ウィンウィンの実現が可能だ。証券、生命保険、医療などの現代サービス業の協力を掘り下げ、試行都市でより大きな一歩を踏み出し、新たな協力の成長源を育む。投資、革新、第3国市場などの協力を強化する。人文交流を拡大し、両国関係の発展に向け民意の基礎を固める。


 第8回中日韓首脳会議は無事成功した。我々は3カ国の協力の未来の発展を共に展望・計画した。対外的には、多国間主義及び自由貿易、地域の平和・安定を守る積極的な姿勢を示した。我々は日本を含む各国と意思疎通及び協調を強化し、来年の東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の署名を推進し、中日韓自由貿易協定の交渉を加速することを願う。これは地域経済一体化の促進、また世界貿易機関の改革の推進に資する。


 安倍首相は次のように述べた。


 中国側が主宰した第8回中日韓首脳会議の成功を祝う。3カ国の協力は過去20年で多くの成果を手にし、3カ国及び地域の人々の幸福を促進した。李総理が昨年訪日し、日中関係が正常な発展の軌道に戻った。日中両国は地域及び世界の平和・安定・発展・繁栄に対して重要な責任を負っている。双方はハイレベル交流を密にし、意思疎通と対話を強化し、日中関係の新時代を共に切り開くべきだ。両国の経済貿易協力は幅広い空間を持つ。日本は中国と共に高齢化、金融、観光、環境保護、減災、医療などの協力を強化することを願う。日中は科学技術革新、第3国市場などの協力で積極的な進展を実現しており、協力し推進を続けていきたい。日本は中国のサービス業の市場開放のさらなる拡大を評価しており、開放に積極的に参与していきたい。日本は関連諸国との努力により、高水準のRCEPの早期署名を促し、中日韓自由貿易区の交渉を推進していきたい。


 李総理と安倍首相は会談後、都江堰水利プロジェクトを共同視察した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月26日