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japanese.china.org.cn |09. 09. 2020

IOC:新型コロナの有無にかかわらず、東京五輪は予定通り開催

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 国際オリンピック委員会のジョン・コーツ副会長は7日、「新型コロナウイルス感染症の有無にかかわらず、東京オリンピックは来年(2021年)に予定通り実施する」と述べた。


 英BBCの7日の報道によると、コーツ氏は東京五輪は2021年7月23日に予定通り開幕すると述べ、「復興五輪は彼らのスローガンである。2011年に東日本大震災と津波を経験し、現在は新型コロナウイルスに勝つことが大会テーマとなり、トンネルの向こうの光のようなもの」だと話した。


 今年7月、東京オリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は、2021年のオリンピックは観客数を制限する可能性があるが、無観客を極力避けると述べた。そのほか、開閉幕式を簡素化し、各国代表とスタッフの数を減らすことになる見通し。東京五輪に1万1000人が出場予定だったが、日本は大多数の国からの入国を停止しており、最終的にどれほどの選手が出場できるかはわからない状況である。さらに武藤氏は、「十分なワクチンがあれば当然良いが、ワクチンがなければ五輪を開催しないとは言っておらず、前提条件ではない」と話した。


 大会組織委員会の森喜朗会長は今年4月、東京五輪を2021年に開催できなければ、今大会は中止になると述べた。国際オリンピック委員会のバッハ会長は、「オリンピック委員会は3000から5000人のスタッフを長期雇用できず、世界のスポーツ大会の全体計画を毎年更新するわけにもいかない」と話した。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月9日