中国国際輸入博覧会に3回連続で参加した日系企業の1つであるオムロンヘルスケア株式会社は、中国市場での販売量が急速に増加している。同社の須川賢司副社長は、「輸入博は当社の中国での発展にとって必要不可欠なプラットフォームになった」と述べた。中央テレビニュースが伝えた。
新型コロナウイルス感染症が世界中に広がる中で、ヘルスケア企業のオムロンは今年の輸入博で展示ブースの面積が過去2回より100平方メートル拡大した。輸入博のプラットフォームによって、オムロンは発展の快速ルートへとさらに歩を進めることになった。長年にわたり中国市場とともに成長してきたオムロンには、独自の企画能力、開発能力、生産能力があり、同社が作り出すさまざまな医療用製品は中国市場での売り上げが急増傾向を維持している。
須川氏は、「今年の輸入博で、オムロンは酸素発生器、ネブライザーなどの呼吸に関連した展示品を増やし、非接触式体温計などの医療用製品やオンライン診療などのサービス分野でもかなり努力した。シーンを再現する展示技術を利用して、来場者に最先端の医療科学技術が実際の暮らしの中でどのように応用されるかをより直感的に感じていただく」と述べた。
また須川氏は、「輸入博プラットフォームを通じて、オムロンが世界各地の優れた企業と深く交流し、イノベーションの経験をくみ取り、より多くの優れたビジネスパートナーと知り合い、より多くの成長を遂げたい」と期待を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年11月8日