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japanese.china.org.cn |25. 03. 2021

東京五輪の聖火リレーがスタート

タグ: 聖火リレー

 


福島県の双葉町を通過する東京オリンピックの聖火リレー(撮影:『日本新華僑報』蒋豊編集長)

 

    東京オリンピックの聖火リレーが25日午前、東北地方の福島を出発した。聖火リレーは121日間に及び、東京オリンピックはコロナ禍で着実な一歩を踏み出した。

 

    日本側は福島県のサッカー施設Jヴィレッジで簡単だが盛大な聖火リレー出発式を行った。感染対策として、出発式は一般開放されなかった。

 

    午前9時、昨年3月にギリシャから持ち帰った火種が再び登場した。金色の聖火台に火種が点されると、会場で熱い拍手が沸き起こった。

 

    東京オリンピック組織委員会の橋本聖子会長は出発式で、オリンピックに出場したことのあるアスリートとして、聖火が暗闇の先の一筋の光となることを願っていると挨拶した。また、「小さな炎は決して希望を失うことなく、今まさに花開こうとする桜のつぼみのごとくこの日を待っていた」と述べた。

 

    聖火リレーの第一走者は2011年に女子サッカーワールドカップを優勝に導いた代表メンバーの岩清水梓さんが務めた。彼女は聖火から手に持ったトーチに火を点し、他の14人の女子サッカー代表メンバー、佐々木則夫監督と共にスタジアムをゆっくり走って出た。

 

    聖火リレーには約1万人が走者として参加する。東京オリンピック組織委員会は細かい防疫措置を作成し、参加者のマスク着用、消毒の徹底、観客の密集回避を求めている。混雑が発生した場合、組織委員会はその日のリレーを取りやめる可能性もある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月25日

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