日本の立憲民主党前副党首、日中友好議員連盟幹事長の近藤昭一氏はこのほど東京で新華社の独占インタビューに応じた際に、「創設から100年に渡り、さまざまな苦難を経た中国共産党は中国を率いて発展を続けた。これは中国共産党が人民の声に耳を傾け、解消すべき問題を解消したことが重要だった」と述べた。
「中国共産党はこの100年の大きな努力により豊富な成果を手にした」
近藤氏は80年代に日本と体制の異なる中国に大きな興味を抱き、北京留学を決めた。当時の中国は改革開放政策を実施してから間もなかった。近藤氏にとって予想外だったのは、その後の中国の発展が非常にスムーズで、非常に長く続いたことだ。
「私は1981年に中国に留学に行き、今年は2021年になる。この間に中国は驚異的なペースで急激に発展し、奇跡を作った。これは中国人民が中国共産党の指導により手にした成果だ。中国の発展の経験は隣国の参考になる。中国も事実上、自国の経験を絶えず共有している」
1996年に日本の国会議員に初当選してから現在まで、近藤氏は中国を70回以上訪問し、中国に生じた大きな変化を目にしている。政治に携わるようになってから、近藤氏は次のことをより深く感じるようになった。「中国共産党の主旨は人民への奉仕だ。中国の発展は、中国共産党の指導により実現された」
近藤氏は中国の貧困削減事業について、「私は中国各地を訪問し、多くの現地の脱貧困の事例を耳にするか自ら目にした。私は、政治の力とは貧富の格差の解消だと考えている。中国共産党が貧困問題を直視し、これを解消したのは実に素晴らしいことだ」と話した。
世界は現在、猛威を振るう新型コロナウイルス、不均衡な経済発展といった数多くの課題に直面している。近藤氏は、気候変動や感染対策などの世界的な問題をめぐり国際協力を展開することで、情報・経験・研究成果を共有することが特に重要であると考えている。
近藤氏は2017年に招待に応じ、北京で開かれた中国共産党と世界の政党によるハイレベル対話会に出席した。近藤氏は、中国共産党が各国の政党と政治組織を招待しこの盛大な対話会を開いたことに、心からの感嘆と敬服の意を表した。
近藤氏は「各国の交流と相互学習の促進、多国間主義の提唱といった中国の指導者の主張に敬服している」と述べた。
近藤氏はまた、「中国が掲げる一帯一路の共同建設は、他国との協力の強化、各国との共同発展の実現を目指している。これは偉大な構想だ」と話した。
近藤氏は中国共産党が間もなく100歳の誕生日を迎えることに心からの祝意を表し、同時に中国共産党が引き続きアジア及び世界の発展に貢献することに期待している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年6月10日