サッカー女子中国代表は19日、引き続き宮城県仙台市で練習した。21日の東京五輪女子サッカーF組の初戦、ブラジル戦に備えた。
19日、サッカー女子中国代表の王霜の練習風景。
サッカー女子中国代表は17日に北京市を出発し、約20時間の移動を経て18日午前2時に宮城県に到着した。チームは18日午前に練習を再開し、19日午後には対抗戦を行った。
中国代表の賈秀全監督は、「チームはこの2日間、主に初戦のブラジルを想定した練習を行った。相手への理解を深め、より自信を持って中国女子の長所を発揮できればと思う。選手のメンタルは現在非常に良好で、本日で移動の疲れからほぼ回復している。試合に向けて準備万端だ」と述べた。
北京から宮城までの移動に約20時間かかったが、賈氏は日本の厳しい感染対策に理解を示した。「(イミグレ通過が)遅れたが、人の命が最も重要、健康第一で、防疫を優先しなければならない」
賈氏は東京から宮城への移動の手配について、東京五輪組織委員会に謝意を表した。「職員からの配慮は至れり尽くせりで、非常に親切で行き届いていた。トイレ付きの大型バスを用意してくれ、駐車場で弁当を出してくれた。弁当の内容はこだわっており、中国料理で種類が豊富で、感動させられた」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月20日