伊藤選手自身は一方で、中国の卓球チームとしばしば交流しています。中国に来て試合に出場する際には、中国の選手と一緒に練習することも多くありました。伊藤選手は「中国チームの選手は実力があり、頭がよいです。練習中に多くのことを学んだことで、自分を向上させて成長することができました。中国の選手と一緒に練習する機会に恵まれたことを、感謝しています」と語りました。試合の合間には、孫穎莎選手と筋肉を比べたり、母親の手作りのおにぎりを陳夢選手と馬琳コーチに分けたりもしました。
孫穎莎選手と筋肉を比べ合う伊藤美誠選手
伊藤選手も福原愛選手と同じように、中国選手と試合では激しく競い合う一方で、プライベートでは盛んに交流しています。伊藤選手は中国の馬琳コーチが日本語を交えて交流してくれることに、親しみを強く感じたとのことです。今回の東京五輪でも中国人選手と親しく交流をしています。
「中国国際放送局日本語版」2021年7月31日