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japanese.china.org.cn |04. 09. 2021

日本人科学者藤島昭氏のチームが上海理工大学に加盟 中日両国で注目

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日本人科学者の藤嶋昭氏



藤島昭教授とそのチームの任用式の様子


 近頃、日本人著名科学者の藤島昭氏が率いる研究チームが中国の大学に加盟するという情報が中日両国で注目を集めている。


 日本メディアの『毎日新聞』の9月2日の記事によると、「光化学触媒」分野の権威者でノーベル賞に何度もエントリーされたことがある日本人著名科学者、中国工程院の外国人院士である藤島昭氏が率いる研究チームは上海理工大学に加盟した。藤島昭氏は「光化学触媒」の発見者である。記事は、上海理工大学は藤島昭氏が新たな研究所を設立すると予想していると論じた。中日両国学術交流の関係者は、研究所の新設および運営費は上海市政府と上海理工大学が共同出資する方向で準備を進めており、資金規模は数十億円になると明かした。


 藤島昭教授とそのチームの任用式が8月30日に行われた。式で藤島昭氏は、「上海理工大学の受け入れに非常に感謝している。自身とチームが上海理工大学の大家族のメンバーになれたことを光栄に思う」と述べた。彼はチームを早急に新しい環境に慣れさせ、学校の研究員とともに光化学触媒の関連研究分野および産業発展における成果に取り組む。上海理工大学の丁暁東校長は式で、「藤島昭院士チームの発展を支援し、関連研究作業のプラットホームを構築するため、学校は新設した材料・化学学院を通し、関連の光電材料と光化学触媒方面の国際的な研究院を設立し、各方面の支持を得る計画だ」と述べた。


 「研究費不足」は近年、日本人研究者を悩ませている問題である。日本の大学法人化改革は日本の国立大学が取得する政府資金の大幅減少を招き、日本の大学の一部研究プロジェクトに不確定性が現れ、若い学者はその影響を受けた。近年、中国で研究を行う日本の若い学者は増えているが、各研究分野のトップクラスの学者が中国の大学で研究を行うケースは少ない。日本メディアの記事の通り、藤島昭氏のチームが中国の大学に加盟したことは、中日両国の学術界における代表的出来事と言える。そのほか、中国の大学の理工科の実力が目覚しく向上しているのも、無視できない発展傾向であり、日本メディアも大いに注目している。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月4日