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改革開放30年、流行したもの全記録1978年 |
発信時間: 2008-10-21 | チャイナネット |
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★恋愛 それまでの10年間、若い男女がデートをすることは、恥ずべき、堕落したことだと捉えられていた。カップルは仕事を口実に、こそこそと隠れて会うしかなかった。ラブレターを書くときも冒頭は必ず「××同志」から始まり、末尾も「革命に敬礼!」と結ばなければならなかった。だが、この年から、「愛情」が革命意識から離脱し始め、手とつないだ恋人たちが公園を散歩したり、街をぶらついたりする、そんな当たり前の光景がやっと見られるようになった。
★フォルクスワーゲン この年、独フォルクスワーゲン社と中国政府の協議が始まった。その当時、国内の道路上には、歩行者と自転車に乗っている人を除けば、公共バスか、型が古くいかめしい「上海」、「紅旗」ブランドの乗用車しか走っていなかった。
★「鶏の巣」パーマが流行 米誌「クリスチャン・サイエンス・モニター」の1978年6月8日付けの記事:今でも、グレーや紺色といった単調な服装が一般的だが、女性は競うように百貨店に詰めかけ、数少ない供給品から好みの服を選び始めている。都市部においては、巻き髪やパーマが流行し始め、美容院はどこも長蛇の列だ。
★海外旅行 香港にいる親戚などを訪問するついでに買い物も楽しんできた人は、周りの羨望の的だった。
★ヴェルサーチ 世界のトップブランドが初めて中国に上陸した。
★ロレックス この腕時計を買うことが、「富める者から先に富め」(鄧小平の「先富論」)の第一群の富裕層の夢となった。また、模造品が最も多い腕時計のブランドでもある。
★1978年の注目点:流行の先端を行く不良少年たち 数少ない外国人が街に出れば、周りから取り囲むように凝視された年代。アジアの大国の数十年におよぶ閉ざされた世界を、ラッパズボンを履いた若者たちが蹴散らしていった。
「人民網日本語版」 2008年10月20日 |
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