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ジーンズで見る30年の考えの変化
発信時間: 2008-10-28 | チャイナネット

1970年代末に中国人が着ていた服の色は、青や軍服の緑、グレーがメインで、デザインもとても質素だった。当時、女性のズボンはファスナーが右側にあり、ファスナーが前にあったジーンズをはいた人たちは、男女の区別がないや、西側のブルジョアの生活スタイルを盲目的に模倣しているとひどく非難され、街で歩いていると、はさみで切られるということもあった。

1978年に改革・開放政策が始まると、ファッションの変化は改革・開放を最も感じさせる合図だった。そして1979年には雑誌の「中国青年」が、「若者のヘアスタイルとズボンのすその話」の中で、「髪が長くても短かくても、ズボンのすそが細くても広くても、思想の良し悪しとは関係ない」と発表した。

その後、米国の映画『ブレイクダンス』が中国で上映されると、ジーンズはおしゃれな若者の典型的なファッションに。その後、時代の変遷とともに、ジーンズは徐々にその実用性やファッション性から人々に広く受け入れられるようになり、今では老若男女を問わずよく見かけるファッションになった。

 

当時、上海の若者たちの間で流行していたジーンズにセーターというスタイル(1987年撮影)

 

2.2メートルもあるジーンズ(1993年撮影)

 

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