今回のまれに見る豪雨災害に対して、北京市公安局は全力で救援作業に取り組んだ。豪雨により発生した京石(北京市ー石家荘市)高速などの通行止め、房山拒馬河上流の増水、一部地域での深刻な水害といった緊急状況に対して、公安局は警察用ヘリコプターを緊急出動に投入した。地上の警察力と立体的な救援作業を実施し、取って代わることのできない大きな役割を発揮した。
ヘリコプターは11日、沙河基地から離陸し、昌平、海淀、石景山、豊台、房山の5区を巡って200キロ以上を2時間21分かけて飛行し、空中から撮影を行って災害現場の映像を市公安局の指揮センターや市党委員会、市政府に速やかに伝送、現場の状況把握や救援組織のために重要な参考資料を提供した。
「人民網日本語版」2012年7月23日