中国男子卓球の張継科選手が、劉国梁と孔令輝に続いて中国男子卓球史上3人目となる快挙を成し遂げた。
自分の五輪での競技で初めてとなる金メダルを獲得したこの日のことを、張継科選手は忘れないだろう。勝利した後、張継科選手は自分のチームメンバーや決勝戦の対戦相手の王皓選手のことも忘れず、張継科選手と王皓選手は固く抱き合い、2人で共に国旗を掲げ、この成績が中国の栄誉であることを世界にPRした。表彰台での授賞式でも、張継科選手は優勝台に上る前に王皓選手と固く抱き合って「男の抱擁」を交わした。
張継科選手と王皓選手は競技中にも興味ある姿を見せている。4ゲーム目に張継科選手が3対0で王皓選手をリードしていた時、張継科選手のレシーブは台から外れたが、張選手は台に接触したと主張した。審判に意見を求められた王皓選手の返答ははっきりせず、張選手もそれ以上主張せずに、審判が王選手のポイントとして判断したが、ビデオカメラによると確かに台に接触していたことが判明した。「大衆網」が伝えた。
「人民網日本語版」2012年8月3日