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| japanese.china.org.cn | 09. 06. 2013 | ![]() |
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日本の「産経新聞」の5月28日の報道によると、長崎港の南西8キロメートルの所に一つの軍艦島がある。正式名称は端島である。同紙の記者はこのほど、軍艦島を訪れた。
ここは、明治時代から昭和まで、海底の炭鉱資源を採掘するために建てられた人工島だった。その形が戦艦「土佐」に似ていたことから、「軍艦島」と呼ばれた。
記者は、長崎市政府の許可をもらい、島の観光が禁止されている場所に行き、かつて「海上産業都市」で繁栄した痕跡を探した。石炭の採掘が最も盛んだった1960年前後、ここの人口は5000人に達し、人口密度は世界一、東京の9倍になった。マンション、学校、病院などの30あまりのビル、市場、商店などがそろい、「端島の銀座」と呼ばれた。
しかし、今は長崎県にある505の無人島の一つであり、中でも特徴的なのは廃墟となったコンクリート建築と周りの防波堤である。1960年代から日本では石油が石炭の代わりに使用されるようになり、政府は各地の炭鉱を閉め、軍艦島も閉鎖された。人がいなくなったこの島は「ゴースト島」と呼ばれるようになった。軍艦島は2009年4月22日まで観光客に開放された。また、見捨てられた都市として映画「バトル・ロワイアル」やゲームの制作にインスピレーションを与えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月9日
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