6月11日に打ち上げられ、各任務を終えた有人宇宙船「神舟10号」が6月26日8時ごろ、内蒙古自治区中部の草原にある主着陸場に帰還した。

　3人の宇宙飛行士は地球に戻った後、宇宙船の中で簡単な医療チェックと診断を行う必要がある。また、地上スタッフは宇宙船内の気体や微生物などのサンプルを採取し、いくつかの物品を回収しなければならない。地上に戻った宇宙船に最初に入るスタッフは、飛行士の身体状況と精神状態だけでなく、重力への適応も手助けする必要がある。これも着陸から扉が開かれるまで数十分かかる理由である。船内で体を適度に動かすなど、このような訓練を繰り返すことで飛行士は急速に重力に適応できる。

関連特集：

「中国網日本語版（チャイナネット）」 2013年6月26日