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japanese.china.org.cn | 09. 09. 2013 |
国際オリンピック委員会総会は現地時間9月7日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで投票を行い、2020年夏季五輪の開催都市を選んだ。日本の東京は最後にスペインのマドリードとトルコのイスタンブールを打ち破り、2020年夏季五輪の開催都市に決定した。
日本の安倍晋三首相がこの総会に出席し、最後の申請のあいさつをした。安倍首相は、世界で懸念されている東京電力福島第一原子力発電所の汚染水漏れ問題への政府の対策を紹介し、政府は東京五輪の開催を全力で支持すると承諾した。東京都の猪瀬直樹知事なども発言し、東京の招致活動を応援した。
アナリストは、東京の招致成功は安倍首相の声望を高め、アベノミクスの推進や日本の株式市場の発展を促すと見ている。日本は2016年の五輪招致に失敗したが、再び挑戦し、成功を収めた。
東京の競争相手マドリードの主な問題は、欧州債務危機の影響を受け、失業率が高いまま下がらず、巨額資金を投じて五輪を開催することが難しい点である。これはマドリードが招致に失敗した最大の原因である。スペインのスローガン「節約五輪」は無情な投票結果によって打ち砕かれ、マドリードは一次投票で淘汰された。
イスタンブールの主な問題は国内の政局困難である。また、隣国のシリアで戦争がグレードアップし、戦争がトルコに影響を及ぼすことも懸念されている。イスタンブールは5回五輪招致を行ったが、最後にいつも失敗に終わる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月9日
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