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japanese.china.org.cn | 27. 09. 2013

中国の3才児スヌーカー神童 未来の「オサリバン」か?

タグ: スヌーカー,3歳,男児

 

 

 

スヌーカーといえば想い出されるのは、丁俊暉、ヘンドリー、オサリバンなどのワールドクラスの選手だが、最近は安徽省宣城市広徳県の汪鳥●(「上」と「下」が上下に組み合わさった字)という3歳男児が注目を集めている。汪くんがスヌーカーをプレイしている映像がネットで大人気となり、彼を「スヌーカーの神童」、「未来のオサリバン」と呼ぶ人まで出てきている。ロイター通信が伝えた。

2013年9月22日午後、北京の某クラブの招きで、汪くんはビリヤード王であるスティーブン・ヘンドリー(Stephen Hendry)に「挑戦」した。戦いは2回戦で、第1戦目、汪くんは8秒で15球をポットした。第2戦は接戦になったが、汪くんはヘンドリーよりも1秒遅れをとった。だが、気がついた人がいてビデオで確認した結果、玉を数えると汪くんのほうがヘンドリーより1球多かったことがわかった。その後、父親の汪銀さんに取材をして、実は故意に1球多くしていたのだという確証を得た。汪銀さんいわく、これは「譲った」のではなく、子どもを傲慢にさせないためだったという。

ヘンドリーは汪くんのテクニックを目の当たりにし、短時間だったものの一戦交えた後、驚嘆を隠せなかった。「これは私がビリヤードを始めて以来、最も驚いたことだ。こんなに幼いのに、左右にカーブを描けるなんて、素晴らしい才能があるのは間違いない」と感想を述べた。

ビリヤード王のヘンドリーは取材でまた、現段階ではまだ小さすぎるので、彼をトレーニングする方法はまだない。最善の策は、興味を伸ばしてあげて、喜んでプレイできるようにしてあげることだと述べ、中国式の幼少期からの詰め込み教育に賛同しなかった。またヘンドリーは丁俊暉を例に上げ、丁俊暉はゲーム場に来る時、いつも巨大なプレッシャーを感じていたが、それは幼い頃から父親に厳しい要求を受けてきたことに関係していると語った。「たった3歳の子どもがこんなに素晴らしい才能を持っているのだから、進む未来は広々と開けている。自由に成長させてあげるべきだろう。そうしたほうがもっと良い結果につながる」とアドバイスした。

 

 

「人民網日本語版」2013年9月27日

 

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