外国メディアの報道によると、ミャンマーとタイ北部のシャン族の男性は、ほかの地域の男性と異なる成人式を行う。写真家のケンニス・バンベックさんはこの特別な成人式を撮影し、「生花」と命名した。華やかな服を着て、宝石や真珠などのアクセサリーをつけ、頭に花を飾ったきれいな姿をした男性は儀式に参加し、大人になる。

現地で、このイベントは「Poi Sang Long」と呼ばれる。「水晶男子の日」という意味で、若い釈迦族の王子が仏陀になる前の様子を真似たものである。成人式は3日間続き、7歳から14歳までの男の子は花のようにきれいな格好をし、年長の男性の家族に担がれて伝統儀式に参加する。ほかの文化の成人式と比べると、彼らは大人になる苦痛と危険を体験する必要がなく、幸運である。

美の角度から見ると、ケンニス・バンベックさんの作品は「祭りの喜ばしい」雰囲気があり、世の中の美的感覚と違っても、仏教の意味からいえば、これらの男の子たちは確かにきれいである。

「中国網日本語版（チャイナネット）」 2013年10月22日