日本の女性専用車両(写真)
2009年、私は不安と緊張を抱えながら仕事のために初めて日本を訪れた。日本語ができたので言葉の壁を感じなかったため、環境には比較的早くに慣れた。それでも関西空港に降り立った私を同僚が出迎えてくれた時は、随分気が楽になったのを覚えている。私は周囲をキョロキョロと見渡し、「皆日本人なの?」と聞くと、同僚は「当たり前だ」と私を笑った。
実際、私は周囲を行き来する人を中国人とまったく区別できずにいた。しかし、日本語だらけの表示を見たり日本語アナウンスを聞いて、ようやくここが日本なんだと自覚した。